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マエストロの会にて◆21世紀をどう生きるか◆
人間の特質を発揮しよう

 人間は、自分に都合の悪いことは隠そうとします。
しかし、自分というものを隠そうとしたときに失敗機制(*注1)は牙をむいてあなたに向かってきます。
そうならないためには何が大切かといえば、それは「露呈させること」です。

 20世紀の産業は秘密主義で大きくなりました。自社の特質を絶対に明かさなかった。
その後、情報化が叫ばれて「なんとなくクリスタル」でよかった。
21世紀はどうしたら勝てるかといえば、「完璧にクリスタル」にすることです。
なぜなら、情報の伝わるスピードがものすごく速いので、隠しておくことに意味がないからです。
特色などというそんな小手先のもので勝つことはないと思います。
 では、何が大切かといえば、今、人間の一番稚拙で遅れているもの、それは、「心を開く」という部分、人間の「我」の部分なのです。
 だからといって、本音をさらけ出しているだけでは、動物と何ら変わらなくなってしまう。
20代の若者ならいざ知らず、50代になっても単純に本音をさらけ出しているだけでは駄目です。
人間社会において、建前で完璧に動けるのを「人」といいます。

 そして、成功するためにはヒューマンリレーションが円滑でなければならない。

 そこで「人生において成功するという観点からみて、人間が動物とは違うという特質は?」 という問いに対する答えとして
1.笑う、笑顔である
2.辛抱する
3.夢を持つ
この3つが挙げられます。
 人間は胎児の時から母親のおなかの中で笑う訓練をしていることが、専門家の研究で分かっています。人間は笑うということで情が動く、「情動の原理」(*注2)を本能で知っている。だから生まれてきてすぐの赤ん坊が無垢な笑顔で母親とコミュニケーションがとれるのです。
 昔から「笑う門には福来たる」といいます。いいことがあったから笑うのでは駄目です。
それではニタニタ笑うようになってしまいます。ニコニコ笑うのが先で、福が来るのが後です。
笑うから福が来るのでなければなりません。
 「辛抱する」このことによって人は人格を形成するのです。
 そして「夢を持つ」。確固とした夢を描き切った人間に出来るのが我慢、辛抱です。
その夢のためにはグッとこらえて辛抱し、ニコニコしていられる。
 この三つが複合的に合わさって身に付いている人は必ず成功します。


*注1 失敗機制、注2 情動の原理は、後日別に掲載します。

中央会計事務所
税理士 細野知久
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