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全郵政ジャーナル 2002年10月号

企業会計入門 6

経営分析 2

 公社・公団などの経営が民間企業と比較すると効率が悪いなどとよくいわれますが、それは「生産性」を分析することで判断できます。

《生産性の分析》

 企業経営は、資本や人の投入によりさまざまな経済価値を生み出し、それが最終的には企業の売上高となって表されます。生産性の分析とはその売上高の中に含まれている「付加価値」をどのように稼ぎ出したかを知ることです。

 分析項目一覧
 【生産性の主な分析項目】


<付加価値の内容とその分配先>


そして利益は


そして、残りは企業の留保利益として企業に蓄えられます。

   図−1


 また、付加価値を労働生産性と資本生産性の側面から分解すれば次の図−2のようになります。

 図−2


《最後に》

 郵政三事業が仮に民営化したとすると、郵便貯金事業は銀行業と、郵便事業は宅配便などを扱っている運送業、簡易保険事業は生命保険会社にそれぞれ類似している事業内容ですから、それぞれの業種ごとに制定されている基準に沿って財務諸表が作成されることになります。 このシリーズで紹介したのは民間企業の基本的な形ですので今後の課題としてはそれぞれの業態ごとの財務諸表作成実務の研究が必要になります。



中央会計事務所
税理士 細野知久
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