[表紙へ戻る]
日本国憲法









 






 |
◆野口塾100回に想う◆
月1回行っている相続実務学校:野口塾が100回を迎えました。最初は、内藤 雄さん、西川博章さん、中條 尚さん、息子の晋二朗が塾生となり、5人でのスタートでした。奇しくも5人のイニシャルは全てNでした。
当初は現在のような立派なセミナールームもなく、狭い事務所に机をならべての寺子屋状態で、教える方も教わる方も3時間休憩なしの真剣勝負でした。
このような勉強会を立ち上げたのは、何とも肌寒い相続の現状を目のあたりにし、あることがひらめいたからです。
借金が相続税を減らすと錯覚し、目先だけの安易な節税対策、そして、デフレせぬ借金、デフレする不動産、あげくは債務超過で相続放棄、資産家であるのに悲惨家になってしまう人。
医者に例えると、相続は外科、決算や確定申告は内科、税理士の選択を誤り、不適切な土地評価で相続税を払いすぎてしまう人。
親の生前にしておけば簡単にできた法務対策を、知識と認識不足がゆえに怠たってしまい、何10倍もの苦労を強いられている人。
「感謝の気持ちと譲る心」を忘れ、相続を争族にしてしまい、兄弟姉妹の縁を切ってしまう人。
本来は幸せになるべき相続で不幸になってしまう人達。
相続を失敗してしまう人はたくさんいます。そういう人に自分が行ってお手伝いをしたい。しかし、体はひとつしかない。どうしたらよいのかと思ったとき、ひとつのひらめきがありました。
そうだ、仕事に対する姿勢、知識、実務で得たノウハウ、全てを伝え、自分と同じような人を何人もつくろう。その人たちが相続で困っている人たちを助けてくれ、さらにまた人を育ててくれる。そんな想いが野口塾立ち上げのエネルギーになりました。
会費は年間12,000円で、入門の条件はふたつあります。
@ 無遅刻、無欠席、無早退、が原則であること。
A ここで習得した知識やノウハウは一人占めすることなく、同業他社や広く一般に公開すること。
現在では30名を超える相続実務家集団となりました。相続に関するあらゆる業種の方が塾生として学んでおり、すでに数名は野口流:相続コンサルティング 免許皆伝の域に達しています。
資格で飯の食える時代は終わりました。人の心が複雑にからんでくる相続は、知識や技術だけではできません。コンサルタントにはそれに見合った心のバランスが必要です。そして、相続人の心をコンサルティグできる人間力が求められます
切磋琢磨し、技と心を磨き、免許皆伝となって巣立って行った塾生が、相続人の幸せを守ることのできる真の実務家として、相続を失敗し、不幸になる人を少しでも減らしてくれたなら、塾長として嬉しい限りです。続けてきて本当によかったと思います。
|